■ ID | 405 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Quantitative analysis of heavy metals in the con- struction and demolition waste wood by X-ray fluo- rescence |
■ 著者 | Y. Watanabe
埼玉県環境科学国際センター M. Hosomi 東京農工大学工学部 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | China-Japan Joint Symposium on Environmental Chemistry, 21-22 October, 2004 |
■ 抄録・要旨 | 建設廃木材中の重金属類について、蛍光X線による迅速定量分析法の検討を行った。木粉、セルロースパウダー、ろ紙を用いて標準試料を調製し、検量線を作成した。
実試料として、建設廃木材を破砕処理したチップ36種を用い、粉砕後に縮分して蛍光X線分析と化学分析(酸分解後、ICP/MS等で分析)を行い、検出された砒素、クロム、銅、鉛、亜鉛について比較を行った。その結果、セルロールパウダーを用いた標準試料で定量した結果と化学分析の結果はほぼ一致した(回帰線のR2=0.93〜0.98)。
また、厚さと蛍光X線強度の関係を求めておけば、ろ紙を用いることにより、さらに迅速な定量が可能であり、標準物質使用量も削減できる可能性があることが判明した。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |